色々あって時間がかかってしまいました。都議選の中野区の結果についてはもう皆さんよくご存じのように、西沢けいたさんが圧勝しました。得票35,749票、得票率29.99%、これは過去最高だそうです。
中野の選挙区は選挙前からマスメディアに注目されていました。それは、私たち日本共産党が候補者を立てず、西沢さんの応援を早くに決定したからです。この選挙区の結果がこの後の衆院選を占う、そこまで書くメディアもありました。そういう中で、開票速報の開始と同時に当確が出たのはインパクトがありました。
「共産党が協力するなら勝って当たり前」とのご意見もいただきました。しかしそう単純ではありませんでした。何しろ初めての試みです。日本共産党として独自候補を立てず、他党の候補を応援する。何ができるか、どこまでやれるか。連合の動きもあり正直言えば私たちサイドからは充分な支援ができたかという思いがあります。しかし、多くの皆さんのご支援により、1位で当選という理想的な結果を残せたのは、改めて本当に良かったと思います。
そして。この選挙で、日本共産党は現有1議席増、立憲民主党さんは7議席増とどちらも躍進できたということも大きい。結果、2党で都議会127議席の1/4以上を占める34議席となり、臨時議会(臨時会)の招集権を得ることとなりました。これまでは野党側が求めても議会を閉じてしまい、小池都知事による専決処分で何でも決めてしまうという状態でしたが、この状況を打破する力を得たということです。
やはり、市民と野党の共闘こそが政治を変える一番の近道!この教訓が得られたのがこの都議選だったということではないでしょうか。次は衆院選です。引き続き市民と野党の共闘に全力で取り組み、政治を転換します。あなたのお力をお貸しください。