選挙戦が終わりました。なかなか更新できていなかったこのブログも再び始動です。
この度、1556名の方からご支持をいただき、当選が叶いました。本当に、大変な選挙でした。選挙前の最後の議会で、平和の森公園草地ひろば見直し案が否決され、このことを正面に据え「議会の中の力関係を変えよう」と訴えてきました。僕の区政ニュース『中野がいいさ』NO.38では、このこととともに自分の実績なども分かりやすくお知らせする内容でした。これを見ていただいた皆さん、対話できた皆さんからは大きな反響がありました。平和の森公園草地ひろば問題では自民党公明党の候補は守勢に回っていましたし、論戦ではこちらがリードしていました。また、選挙戦本番に入り、自民党の萩生田幹事長代行が「消費税増税延期もありうる」と発言したことから、これも大きなテーマとして車から訴えました。国政マターですが、皆さんの暮らしや生業に大きな影響があります。みなさんの生活を守るのが政治家の仕事です。国政だろうが都政だろうが放置はできませんので、大いに訴えました。(そもそもこれまでの共産党の論戦「消費税増税は中止を、庶民増税はくらしも経済も壊す」が萩生田さんのこの発言を引き出したのですが)
しかしそれでも尚、難しい選挙でした。僕は41位での当選です。ギリギリの滑り込み、というのが客観的な評価でしょう。選挙戦を通じて町場の声はあたたかく、前回とはくらべものにならない沢山のご声援をいただいていました。足りていない部分、直さなけれいけないことがあるはずです。自分自身、もっと力を付けねばいけませんし、組織戦も日常活動もブラッシュアップしないと次はないだろうと考えています。
7名で挑んだ選挙でしたが、日本共産党議員団は6名の当選。広川さんは及びませんでした。残念でなりません。前期2年の委員会は僕と共に子文教で、彼が副委員長の立場で僕が質疑を行う枠割でしたが、広川さんの調査能力はすさまじく、討論原稿などもしばしば用意してもらいました。後期も子文教だった広川さんは、委員会での論戦を圧倒し、ほぼ一人で子育てを守る論陣を張っていました。(議事録を見れば明らかです)文章力もあり、仕事も早い。議員として必要な能力がもともと備わっており、議員団として広川さんを失ったことは大きな痛手です。広川さんの分まで頑張らねばと改めて気を引き締めています。
とはいえ、今回の選挙で会派の力関係が変わったことは重要です。17名を擁立した自民党は8名の落選で、現有12議席から9議席へと後退、公明党は1名減でのたたかいでしたので、定数42のうち21議席と過半数を握っていた自公が、合計で17議席と過半数割れをおこしました。一方、区長側の野党系議席は18です。この変化は、これまでの私たち日本共産党の論戦が寄与した部分は少なくないと思っています。
政治が変わるときは、こんな風に何もかもが変わっていくものなのでしょう。この変化はまだまだ続きます。それに見合う力をつけること、もっと多くの皆さんのお困りごとを解決しその声を議会に届けること、やらなければいけない課題は山積みです。少しだけ休んで、この4年は走ります。
米田です当選おめでとうございます 母トヨは亡くなりました次回は貞喜宛に郵送願います