羽田新航路が中野区の真上を通る件。コースも余り知られていませんね。この画像を参考としてください。1つ目が好天時、2つ目が悪天時。実は中野上空で高度900mになるというろことが大問題。この高度は、航空機が着陸のための車輪を出す高度です。ということは、外壁に着いた氷が中野区周辺で落下する可能性があるのです。やはり住宅地の上に定期便の航路を通すのは問題でしょう。そもそも高度やコースも守られない可能性があります。
この画像だと詳細が分かりにくいのですが、地図上では中野駅と鍋横交差点を通る直線を引くと、そこが大まかな航路ということです。見事に我が家の上空です。。。
この件で、11/19(月)~/21(水) 中野区役所1Fロビーにて情報提供が行われます。航路の説明、騒音体験など。
というか!
区民(都民)に対してまともに説明もなしにこんなことが進んでるって、変ですよね。。。
いやいや、これをダメと言い出したら飛行機飛ばなくなるでしょ…。
中野区民ですが、中野区の安全のために他所通ってくれの発想は相当ヤバイです。バカじゃないので説明なんて要らない。
コメントありがとうございます。私たちは単純に反対を言っているのではありません。まともに説明もなく、納得と合意を得る努力もしないまま物事を決めていいのか、まずはここです。また、陸路であることから、騒音や部品等の落下など現実の被害が懸念されます。ここもまともな説明がなかった。そもそも安倍政権の「海外からの来訪者6000万人」という途方もない計画が、この増発の大元にあります。端的に言って、行政都合の押し付けになっているのではないでしょうか。
上空を通るすべての自治体全部に説明して合意を取らないと飛行機は飛べないんでしょうか?騒音といっても空港が近くにあるわけでもなし。どんな説明だったら納得するのですか?氷が落ちる危険性はどの自治体の上を通っても多少はあるし、それは航空会社の責任なのでは。
返信したつもりが何故か反映されていませんでした。随分時間が経過してしまいましたが改めて。
1.行政の仕事は地域住民の合意で行うのが大前提となります。説明も合意もないトップダウンというのは最もやってはいけないやり方です。そもそもこの新航路について国交省自身が、地域住民の合意なしに運用を開始しないと公約していました。この公約を破って進められているということです。「上空を通るすべての自治体全部に説明して合意を取らないと飛行機は飛べないんでしょうか?」に対するお答えはYESです。道義上の問題としてその手続きは踏まえなければいけません。
2.騒音については、この間の小型機を使ったテスト飛行でも既に明らかになっています。非常にうるさかったですね。航路直下の皆さんにぜひ聞いてみてください。
3.「どんな説明だったら納得するのですか?」これはちょっと酷い問いの立て方です。インフォームドコンセントの責任は第一に国にあります。納得できるような説明をすべきなのは政府で、説明を受ける側に納得する責任がある訳ではありません。議論が転倒しています。
4.「氷が落ちる危険性はどの自治体の上を通っても多少はあるし、」これまで羽田に着陸するルートが全て海側だった理由は『危険だから』です。これが全てです。増便すると決めたら急に陸路が安全になるのでしょうか。はっきり申し上げて、インバウンドのためだけに行政都合で増便し、直下住民の危険を顧みず陸路を「あり」にしてしまうという判断は誤っていると考えます。この判断は行政で行ったものであって、責任は政府にあります。
久々にこちらを拝見しました。丁寧にご返信いただいたにもかかわらず申し訳ありません。
学が浅くて申し訳ないのですが、以下教えていただきたいです。
1の「地域住民に合意」の地域住民は誰を指しているのでしょうか?国の手続きに違法があったということでしょうか?
2の騒音は、中野区の航路直下で乳児を育てる親ですが、飛行機の音自体は全く気にならず、一時期の羽田新航路反対派の街宣車の方のほうが音量としてはよっぽど気になりました。これは個人の感想ですので、そうですか、で片付けてください。保育園にもうるさいという人は居ますし…。
3の「説明すべき国にだけ責任がある」はご説明分かりやすかったです。大変失礼しました。説明を受ける方には責任は生じないし、それを受けて責め立ててもやはり責任がないということだと理解できました。ありがとうございます。
4の氷が落ちる可能性も、具体にどれくらいの可能性で発生するのか把握せずにお話ししてしまいました。申し訳ございません。もしご存知でしたらご教示ください。
成田空港では、空港側の設定したルールとして、海上で車輪を出してから着陸態勢に入るようにというのがあるようですね。羽田空港もそのように行っているのでしょうね。
主に2の騒音について、どう考えてもそれよりうるさい音量で駅前や街宣車で殊更騒音のことを主張されているように見受けられたので、一時期かっとなってコメントしてしまいました。大変失礼いたしました。
実際に新航路が始まって1年経ってますが、まだこちらについては反対活動をされているのでしょうか。何か具体な問題が起きていたらそちらも是非知りたいです。
引き続き区民に寄り添った区政を期待しております。
すみません、またもレスに気付きませんでした。
▼1の「地域住民に合意」の地域住民は誰を指しているのでしょうか?
→新ルート直下住民が該当するかと思います。ちなみに航空法上、飛行ルートは左右にそれぞれ1kmほどはみ出すことが認められていますので、相応の範囲の相応の人数になろうかと思います。
▼国の手続きに違法があったということでしょうか?
→以前にも書きましたが、当時の国交大臣が住民合意を約束していたので、これは公約として果たす必要があるということです。法的手続きだけを問題にするなら、この大臣の発言は何だったのか、住民をだましたのかということが問われることになります。
▼2の騒音は、中野区の航路直下で乳児を育てる親ですが、飛行機の音自体は全く気にならず、一時期の羽田新航路反対派の街宣車の方のほうが音量としてはよっぽど気になりました。
→建物の遮蔽性で屋内の騒音も随分と違いが出ます。なので、感覚的な問題とは別に、現実にうるさく思っている人は少なくありません。特に本町や中央の地域は、AルートとCルートに挟まれ、その距離も近づくので非常にうるさいです。また、「反対派の街宣車」なるものは存在しませんのでお伝えしておきます。政党の街宣車の音が大きいということはあろうかと思います。これはご意見として賜っておきます。宣伝カーを必要としないほど投票率が上がる社会をご一緒に作れたらと願っています。
▼4の氷が落ちる可能性も、具体にどれくらいの可能性で発生するのか把握せずにお話ししてしまいました。申し訳ございません。もしご存知でしたらご教示ください。
→以下、参考になれば。
こちら子育てママさんのサイトのようですが、国交省のPDFの内容が貼り付けてありました。
「落下物による被害の例」
https://minatoku-mama.com/article_103
成田空港のサイトに「落下物のほとんどは氷」との記載が見つかりました。
航空業界では氷の落下は当たり前のことのようですね。
https://www.naa.jp/jp/csr/ohanashi/falling/falling01.html
JALのサイトに「着氷による事故」の記載が見つかりました。
https://www.jal.com/ja/flight/center/accident.html
▼成田空港では、空港側の設定したルールとして、海上で車輪を出してから着陸態勢に入るようにというのがあるようですね。羽田空港もそのように行っているのでしょうね。
→これ少し違います。航空機は着陸ルートの地上900m付近で車輪を出すのが通常とのことで、まさに中野区上空で車輪を出すことになります。そうなると、当然機体下部の着氷が落下する可能性が高くなるということです。
▼実際に新航路が始まって1年経ってますが、まだこちらについては反対活動をされているのでしょうか。
→もちろんです。地域住民の安全性が担保されていない以上、反対の立場は揺るぎません。そして運動団体の皆さんもロビイングなど続けています。中野区の今議会には「羽田空港新飛行ルート運用の一時凍結を求める陳情」が提出され、区民委員会にて賛成多数で採択されました。
▼何か具体な問題が起きていたらそちらも是非知りたいです。
→中野区での事故は報告されていませんが、実は恐ろしいことがありました。2020年12月4日、沖縄発羽田行のJAL航空機が離陸後にエンジントラブルにより事故を起こして引き返すという「重大インシデント」が発生しました。エンジンカバーやエンジン内部のファンブレードなどが疲労破壊を起こしたことが分かっています。これ、行き先から新ルートを通った可能性があります。となると、落下した部品、エンジンのカバーやファンブレードが都心部、中野区で落下した可能性もあるのです。疲労破壊なので、沖縄で離陸直後というタイミングは本当にたまたまです。以下ニュースのリンクを貼っておきます。現実に、落下したエンジンカバーが離島で発見されています。
毎日新聞
飛行中にエンジンカバー外れる 「重大インシデント」認定 那覇発の日航機
沖縄タイムス
JAL機エンジン損傷「疲労破壊」を確認 那覇発で重大インシデント
YAHOO!ニュース
JALエンジンカバーの一部 離島で発見