2020年第一回中野区議会定例会、閉じました。最終日の今日は議案の賛否が問われました。第11号議案 中野区男女平等参画・多文化共生推進審議会条例は育緑の2議員が反対したものの賛成多数で可決。吉田区議からは予算特別委員会での質疑と同内容の非常に差別的な反対討論がありました。
令和2年度補正予算は全員一致で採択。内容は2本の新型コロナウイルス対策。産業振興分野では中小企業への新たな融資制度の創設(利子補給あり)2種類、保健予防分野ではいくつかの感染症緊急対策。前者は区議団として区長に提出した要望書でも求めていたもの。本会議休憩、所管委員会開会。新融資制度は僕の所属する区民委員会で質疑。2つの制度でどちらも利子の自己負担がゼロというもの。申し込みから実際の融資までの期間を確認すると2か月と。急ぐよう要望しました。また商店への聞き取りを行いさらなる支援策も検討することなどを求めました。委員会の最後に、新型コロナ対策で、国保の資格証を被保険証とみなすという厚労省通知について質問、区として短期証世帯に通知を出すことと、名古屋市のように資格証世帯に短期証を発行することを要望しました。
本会議に戻り、議員提出議案(意見書)の採択。第1号「骨髄移植等によりワクチンの再接種が必要となった方への接種費用を助成する制度の創設を求める意見書」第2号「中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書」は全員一致で採択。第3号「海洋プラスチックごみの対策を求める意見書」は日本共産党議員団として提出したものですが、自民公明育緑が反対したもののそれ以外の賛成多数で採択!改めて議会構成が変わったことを実感しています。テーマごとにどうなるかわからない、自公が反対しても通るということです。
<余談>それにしても、自民党の「海洋プラスチックごみの対策を求める意見書」反対は良く分からない…民党は党内に海洋プラスチック対策推進議連を立ち上げ中川雅治元環境相が会長に就任しています。共産党の提案には何でも反対ということでしょうか…