自由法曹団東京支部のtweetした動画をここでシェアします。

#デジタル監視法案 についての動画です。マイナンバーに個人情報が次々くっついていくとどうなるか。便利と引き換えに恐ろしいことになるのではないでしょうか。企業が使いやすくするため、経済効果のためなど、政府筋からは分かりやすい言葉が出てきています。マイナンバー利用の拡大が、個人の利益、福祉の向上を目的としているものでないことは明らかです。

自分にはバラされて困る情報なんて無い、という方もいるかも知れません。しかし。 職場で改善を求めた、それが役員の癇に障った、転職の歳に「役員に逆らった前歴」の情報がくっ付いてくる、こんな可能性もあるわけです。そうとわかれば、萎縮して職場で意見を言う人など居なくなります。そういう組織が腐っていくのは説明不要でしょう。これ一つとっても、労基法の骨抜きというとんでもない事態が懸念されます。

また、病歴などの情報も欲しい企業はあるでしょうね。企業の利益のために際限なく私たちの個人情報が切り売りされるとしたら。今のように大企業中心で経済も政治も動くような社会においては、IT化・デジタル化の推進については慎重であるべきと考えます。中野区議会においてもこの立場で論戦を行っています。