今更ながら、少し書きます。結果なんてもう出ているじゃないか!そんな風に思われる方もいるかもしれません。しかし、選挙の結果とは当落だけではないはずです。

宇都宮けんじさんは選挙後の会見ではっきりと「選挙とは運動だ」と仰いました。今回知事にすることは叶わなかったけれど、掲げた政策はこれからも運動として求めていくことが大事です。政策に共感いただいた皆さんとともこれから頑張らねば。

そう、政治というのはちょっと面倒くさいのです。誰かを選んで終わり、という訳にはいきません。何しろ東京ではここのところ新型コロナ陽性者が200人を超えているわけです。やれ夜の街が悪いの、若い人が悪いのなんて言ってみても有効な手立ては取れません。小池百合子都知事は大量得票で選挙に勝ったものの、厳しい都政運営が待っています。この200人越えという状況はこれまでのコロナ対策が無策であったツケです。新都知事にはこの対応とともに、宇都宮けんじさんと一緒に掲げた政策の実現を引き続き求めていかねばです。

都立病院の独法化(事実上の民営化)を止めること、医療機関や医療従事者への抜本的支援を行うこと、PRC検査体制を大幅拡充すること、都営住宅を作ること、住宅補助制度をつくること、カジノ誘致を止めること、羽田新ルートを中止させること、保育園を増やし待機児童を本気でなくすこと、商店への支援を思い切って強化すること、築地を守るとの公約を放置せず実行すること、公契約条例を制定すること、クラブやライブハウス、劇場や演芸場など文化芸術を守ること、etc etc。

選挙は終わりましたが、私たちの暮らしはこれで終わりではありません。引き続き『みんなで』政治にクチバシを突っ込んでいきましょう!